小倉建設ブログ

プロフィール

小倉建設株式会社

創業以来、地域と共に歩んできた約60年間、小倉建設は一貫して、お客様との信頼関係を大切にして参りました。
これからも伝統を積み重ね「つながる、ひと、まち。」を創り続けるべく、
努力を惜しまず、お客様に必要とされ頼りにされる様、精進致します。

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「ひとインタビュー」第1回

佐藤直美さんのストーリー

 

家をつくるという仕事には、人の夢や暮らしを形にする力があります。

今回の「ひとインタビュー」では、小倉建設 設計企画部 設計室の佐藤直美さんにお話を伺いました。幼い頃からのこだわりや、建築の道へ進んだきっかけ、そして現在の仕事への想いを語っていただきました。

 

「集中してやり抜く」— 幼少期からのこだわり

佐藤さんは、幼い頃から凝り性だったそうです。
なわとび、竹馬、そろばん、一度夢中になると、時間を忘れて続けるタイプでした。小学校時代には、なんと6年間連続で「なわとび特級賞」を取得したというエピソードも。その頃から、何事も徹底して取り組む姿勢が培われていたのかもしれませんね。

 

「建築の道へ」— 異業種からの転身

これまで、デパートの会計課や車のディーラー、そして鉄道会社のみどりの窓口で働いていた佐藤さん。しかし、あるきっかけから、徐々に「家」というものへの興味が芽生えていったといいます。

父から『家を買ったほうがいいのでは』と言われたのがきっかけで、家を探しているうちに「家が好き」という気持ちが強くなっていきました

その気持ちが強くなり、一念発起して建築設計の専門学校に入学。40代での挑戦でしたが、年齢を気にすることなく学び続けました。クラスメイトのほとんどが20代の中、「まるで息子と同じクラスにいるようだった」と笑います。

 

「家はテーマパークのようなもの」— 現在の仕事とやりがい

小倉建設に入社し、現在はリフォームプランの作成や図面作成、現況調査を担当しています。

「最初は、図面やカタログを目の前にして『毎日好きなことに触れられるなんて!』と感動しました。何もかもが新鮮で、ワクワクしましたね。」

佐藤さんにとって、住宅はまるでテーマパークのような存在
「みんながディズニーランドに行くように、私はモデルハウスや建売住宅を見に行くんです。新しいデザインや設備を見るのが楽しくて仕方がないんです。」

中でも、最も印象に残っているのは初めて担当したお客様の家が完成したとき
「鉄骨の梁を見せたいというお客様の希望を叶えたとき、とても喜んでくださったのが忘れられません。自分の提案が形になり、お客様に喜んでもらえた瞬間が、この仕事のやりがいですね。」

 

「一人ひとりの暮らしを支える」— 仕事への想い

仕事をする上で大切にしているのは、コミュニケーションと声掛け
「お客様と接するときは、どんな状況でも不快感を与えないよう心がけています。」

また、建築の仕事に入って感じたのは、「目に見えない部分の業務の多さ」でした。
「申請業務など、表には出ないけれど、家づくりに欠かせない仕事がたくさんあります。建築の奥深さを日々実感しています。」

 

「これからの目標」— 叶えたい夢

佐藤さんの目標は、「自分の設計した家があちらこちらに建つこと」
そして、そのために必要なのが「建築士の資格」。

資格を取らないと、会社を辞めてまで建築の道に進んだ意味がないと思っています。だからこそ、これからも勉強を続けていきます。」

 

「小倉建設で働く魅力」— 信頼と温かさ

佐藤さんは、小倉建設について「アットホームで、みんなで協力し合う温かい会社」と話します。

「社長との距離が近く、話を聞いてくれる。社員一人ひとりが大切にされていると感じます。」

また、60年以上続くこの会社の「信用」も強みの一つ。
「お客様からの信頼があってこそ、ここまで続いているんだと思います。」

 

「後輩に伝えたいこと」— 人を大切に

最後に、これから建築の道に進む人や、新しく会社に入る人たちへのメッセージを伺いました。

「簡単にあきらめないこと。そして、人を大切にすること。それが巡り巡って、自分に返ってくると思います。」

 

 

家は、人の暮らしの基盤となる大切なもの。
その仕事に真摯に向き合いながら、一歩ずつ夢に向かって進む佐藤さんの姿がとても印象的でした。

これからも、家を心から愛している佐藤さんの設計した家が、たくさんの人の暮らしを支えていくことでしょう。