小倉建設ブログ

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The Super Star

The Super Star
次は君の出番だ!輝けSterとして!

 

大谷翔平は、今シーズン中に50(ホームラン)- 50(盗塁)を達成できるのだろうか?というのが野球の世界を超えて話題になっている。

これを達成した選手は過去になく史上初となる。

大谷翔平の事だから、今シーズン最後の試合までファンを不安に落としこみ、最後の最後に達成するという離れ業で世界初の記録が達成されるのではないかと思えてしまう。

こんな奇跡・或いはマジックに近いことが出来る人間、これをスーパースターの素養を持っているといいたいが、大谷翔平は2024年ロスアンジェルス・ドジャース入団の契約金10年で7億ドル(約1416億円、為替レート1ドル=142.27円2024年9月8日)で、これまでのプロスポーツ市場最高の報酬という評価でスーパースターの仲間入りをした。

 

今までに、こんな高い評価をもらった日本人はいただろうか?

ということで、大谷以前の先輩たちの汗の結晶をおさらいしてみると日本人のアメリカ・メジャーリーグへの挑戦は、1964年の村上雅則に始まる、が、実質的には31年後の1995年からのトルネード投法で知られる投手の野茂英雄であり、2001年からの外野手・イチロー、2003年からのホームランバッターとしての松井秀喜の三人が日本人としてメジャーリーグで偉大な記録を残した。

大谷翔平は2018年3月29日、ロサンゼルス・エンジェルスに入団し、投手として及び打者として記録を作り始め、野茂・イチロー・松井三人の記録を大谷一人で更新している。

 

大谷翔平がスーパースターの階段を上り始めた最初のステップは、2023年3月22日 WORLD BASEBALL CLASSIC 決勝戦がアメリカ マイアミのローンデポ・パークで開催されたときであり、実況中継をすると、大谷は9回裏3‐2で日本が勝っているときに登板し、時のスーパースター エンジェルスの同僚 ドラウトを三振に切り取り、優勝投手となった。

普通は、トラウトまで回さないように3人で終わりにしたいところだが、大谷は、トラウトまで回すようにし、三振に切って取り、スーパースターの世代交代をイメージしていたのかもしれない。

 

二回目の機会は、本拠地ドジャーススタジアムでの40‐40を達成したレイズとの試合だったと思える。

3対3の同点で迎えた9回裏、1点でも入るとドジャースのサヨナラゲームとなるが、大谷が打席に立つチャンスは、2アウト満塁 という状態しかない。

このチャンスが巡ってきて、大谷がサヨナラ満塁ホームランを打つことを誰が想像しただろう。

スーパースターは、奇跡としか言えないチャンスを呼び込み、最高の結果で観客を魅了する。これが出来るヒトのことを呼ぶのだろう。

大谷翔平は、自らの努力と目標をもってスーパースターの座を獲得した初めての日本人だと思う。

 

パリオリンピック・スケートボード競技で、残された最後の1回の試技で1%の成功確率しかないと本人が言っていた技で、2大会連続して金メダルを獲得した堀米雄斗も大谷翔平同様のスーパースターの仲間なのだろう。

 

8月23日 夏の高校野球の決勝戦が行われ、京都国際(京都)が延長10回タイブレークの末に関東第一(東東京)に2-1で勝ち、初優勝を決めた。

関東第一の最後のバッターは、金縛りにあったかの如くバットを振ることが出来なかった。
この緊張感はテレビの画面を通じても伝わり、久々のインパクトある出来事だった。

この若者も未来のスーパースター予備軍であると思う。

なれるかなれないかは、本人次第。

体だけでなく心も鍛えることが大きな課題だとわかったはずなのできっと大きな花を咲かせることだろう!

次は君の出番だ!

 

最後に大好きなサルビアの写真を一枚


夏の花サルビア・パテンス(Salvia patens)

 

平和産業 志賀